アプリでドキュメントをアップロードする際に、次のエラーが返されることがあります。
{storage_limit_exceeded: "Account storage limit reached"}
環境
コンテンツのアップロードのAPIコールを実行しているカスタムBoxアプリケーション。
解決手順
ドキュメントをアップロードする親フォルダを所有する (owned_by) ユーザーを特定し、ユーザーのspace_amountおよびspace_usedをチェックします。 space_amountは、[ユーザーを更新] APIコールで更新できます。
フォルダID「0」(ルートフォルダ) にアップロードする場合、アクセストークンに関連付けられているユーザーがフォルダの所有者になります。 これは、[現在のユーザーを取得] APIコールで確認できます。
注: サーバー認証を使用している場合は、サービスアカウントのアクセストークンを使用している可能性があります。この場合、サービスアカウントは、管理コンソールの一括編集ツールを使用して更新した方が簡単な場合があります (管理者権限が必要)。詳細については、「根本原因: サービスアカウントのストレージを設定する方法を教えてください。」を参照してください。
根本原因
親フォルダ所有者のストレージが一杯になっている。
無料のDeveloperアカウントでは、Enterprise ID全体で使用可能なストレージ容量は10 GBです。したがって、個々のアカウント (サービスアカウントを含む) が10 GBの上限を超えることはできません。 ストレージ容量がこれ以上必要な場合は、有料ストレージプランを利用してください。
サービスアカウントのストレージを設定する方法を教えてください。
ドキュメントをEnterpriseトークンやアプリケーショントークン (サーバー認証を使用して取得) でアップロードすると、Boxは、サービスアカウントのアクセス制御 (「視界の切り替え制御」) を使用してこれらのドキュメントをアップロードします。 これは、管理コンソールの一括編集ツールから直接変更できます。新規ユーザーの初期設定 (サービスアカウントを含む) は、[管理コンソール] > [Business設定]/[Enterprise設定] > [ユーザー設定] > [新規ユーザーの初期設定] で確認できます (管理者権限が必要)。