Box for Slack統合のv1とは何ですか?
BoxとSlackの統合のv1では、1つのBoxアカウントが1つのSlackワークスペースに関連付けられるだけです。この統合を使用した場合は、Slackのメッセージを作成した後にペーパークリップアイコンをクリックしてBox Content Pickerを表示することができます。Box Content Pickerから、自動生成された共有リンクを使用してBoxファイルを共有できます。Slackのメッセージインターフェースから移動する必要はありません。
この方法で共有するBoxコンテンツは、Slackによってインデックスが付けられるため、Slack固有の検索機能内から検索できます。
Box for Slack統合のv2とは何ですか?
BoxとSlackの統合のv2では、Slackで効率的かつ安全にコラボレーションできるように、以下のような、より詳細な管理者設定と多数のエンドユーザー向け機能が追加されています。
- コンテンツ「カード」: ファイルが共有されると、ファイルのメタデータとサムネイル画像が表示されます。
- アクセス権限をその場で付与: ファイルの共有リンク設定を更新できます。これは、会話に参加しているメンバーの一部が共有ファイルにアクセスできない場合に表示されます。
- スラッシュコマンド: このコマンドを使用すると、お気に入りファイルや最近使用したファイルのリストが表示されるほか、Boxアカウント内でファイルやフォルダを検索することもできます。
両方のバージョンが必要ですか?
いいえ。ただし、統合を最大限に活用するには両方のバージョンをインストールすることを強くお勧めします。これは、統合の機能が補完的なものであるためです。SlackのペーパークリップアイコンをクリックしてBox Content Pickerを表示することでBoxからファイルを共有できるようになるのは、バージョン1のみです。コンテンツカード、アクセス権限のその場での付与、スラッシュコマンドが含まれているのは、バージョン2のみになります。
一方のバージョンのみを使用することはできますか?
はい。統合機能は一部しか使用できませんが、一方のバージョンのみをインストールして使用することは可能です。
Share with Slackとは何ですか?
統合のバージョン1に含まれる「Share with Slack」を使用すると、Boxインターフェースを離れることなく、Slack経由でBox共有リンクを送信できます。本統合機能は、Box内からではなくSlack内から実行します。
Slackでファイルにインデックスが作成されるとどうなりますか?
Slackによってファイルのインデックスが作成されると、ファイルのコンテンツはSlackのサーバーに送信され、保存されます。これは、Slackのサーバーにのみ存在するファイルデータのコピーが個別に作成されることを意味します。Slackは、ファイルの最新バージョンが維持されるようにファイルのインデックスを常時リアルタイムで更新します。Slackサーバー上のファイルは、BoxではなくSlackのセキュリティ対策に従います。