[アカウント設定] ページでは、アカウントのデフォルト設定の変更、アカウント情報の変更、またはログイン状況の表示を行います。 この設定は自分のアカウントにのみ適用されますが、BusinessまたはEnterpriseプランをご利用の組織に属している場合は、Enterpriseアカウントの管理者が設定する内容がこれに優先します。 このトピックのセクションは以下のとおりです。
[アカウント] タブ
[アカウント] タブには、アカウントの基本的な設定が含まれています。
全般オプション
[全般オプション] セクションには、アカウントの基本的な運用に関する設定があります。
設定 | 説明 |
---|---|
ホームページ |
Boxアカウントのデフォルトのホームページ (ログイン時に最初に表示されるページ) を決定します。 次のいずれかを選択します。 |
ページあたりのファイル数およびフォルダ数 |
[すべてのファイル] ページ以外のページに表示されるファイルとフォルダの数を決定します ([すべてのファイル] ページでは、無限スクロールが可能です)。次のいずれかを選択します。
選択する数が大きくなるほど、ファイルのスクロールは楽になりますが、お使いのネットワークの速度によってはダウンロードにかかる時間が長くなる場合があります。 |
タイムゾーン | 所在地のタイムゾーンを定義します。 |
言語 | Boxユーザーインターフェース用に、アカウントで使用する言語を定義します。 |
項目タグを表示 | ファイルやフォルダにタグを表示するかどうかを決定します。 |
管理オプション
企業の管理者であるユーザーのみが利用できます。管理者は、ここにある [Business設定] ボタンをクリックすると、管理コンソールの [アカウントと請求] セクションに直接移動できます。ここで、ライセンスの追加購入やアカウントのアップグレードを行うことができます。
ログインとメールアドレス
[ログインとメールアドレス] セクションには、デフォルトのメールアドレスに加えて、アカウントに追加したその他のメールアドレスが表示されます。 このセクションでは、メールアドレスを更新できます。 また、複数のメールアドレスをBox内の同じアカウントにリンクすることもできます。 この予備メールアドレス (メールエイリアス) に送られるコラボレーション招待は、プライマリBoxアカウントに集約されます。 また、複数のメールアドレスをアカウントにリンクすることにより、他のユーザーがそのメールアドレスを使用して新しいBoxアカウントを作成できなくすることもできます。 他のユーザーはプライマリメールアドレスだけを認識し、Boxからのすべての通知は引き続きユーザーのプライマリアドレスに送られます。 また、シングルサインオン機能がプライマリアドレスの代わりに予備アドレスを検索するよう構成されている場合には、予備アドレスを使用してログインすることもできます。
メールアドレスを追加するには、次の手順に従います。
- [その他のメールを追加] をクリックします。
- 有効なメールアドレスを入力します。
- [保存] をクリックします。
入力したアドレスに確認メールが送信されます。 メール内の確認用リンクをクリックして確認し、ユーザーアカウントに代替メールアドレスを追加します。
重要
セキュリティ上の理由から、管理者および共同管理者ユーザーに対する確認メールは、新しく入力したメールアドレスではなく、既存のプライマリメールアドレスに送信されます。
予備メールアドレスをプライマリメールアドレスにするには、次の手順に従います。
- プライマリメールアドレスにするメールアドレスの横にある [プライマリに変更] をクリックします。
このオプションが表示されない場合は、ユーザーによるプライマリメールアドレスの変更を防止する機能 (SSOなど) がEnterpriseレベルで有効になっている可能性があります。 その場合は、プライマリ管理者に連絡してプライマリメールアドレスの変更を依頼する必要があります。 詳細については、シングルサインオンアカウントのメールアドレスを変更するを参照してください。
重要
セキュリティ上の理由から、管理者および共同管理者ユーザーは、パブリックドメイン (GmailまたはYahoo) または未検証のドメインの予備メールアドレスをプライマリメールアドレスにすることはできません。
メールアドレスを削除するには、次の手順に従います。
- 削除するメールアドレスの横にある [削除] をクリックします。
- 確認ダイアログボックスで、[OK] をクリックします。
認証
[認証] セクションでは、セキュリティのため、現在のパスワードがわからないようになっています。
パスワードが定義されていない場合は、パスワードを作成できます。 パスワードを変更するには、パスワードの変更を参照してください。 ログインしてパスワードを変更できない場合は、パスワードをリセットできます。
2段階認証
[2段階認証] セクションでは、アカウントの2要素認証 (2FA) を有効にしたり構成したりできます。
注
アカウントでシングルサインオン (SSO) が有効になっている場合は、2段階認証を有効にできません。
この機能の詳細については、アカウントの多要素認証の設定を参照してください。
初回のログインに成功すると、そのブラウザがBoxに記憶されるため、同じブラウザから再度ログインする際に、2要素認証を求められることはありません。 ブラウザのキャッシュとCookieをクリアした場合にのみ、再度2要素認証を求められます。
アカウントの詳細
[アカウントの詳細] セクションには、以下のように、Boxアカウントに関する情報が表示されます。
- アカウントの種類 - Individual、Business、Enterpriseなど
- アカウントID - アカウントを表す一意の識別子
- 使用済みストレージ - Boxで現在使用中のストレージ容量 (MB単位) とアカウントに割り当てられているストレージ容量
- 使用帯域幅 - アカウントによって使用されている帯域幅
- 最大ファイルサイズ - Boxにアップロードできる最大ファイル
- ログインアドレス - Boxへのログインに使用できるダイレクトURL
- 管理者の連絡先 - BusinessまたはEnterpriseアカウントを使用している場合は、プライマリ管理者のメールアドレス
BusinessまたはEnterpriseをご利用のお客様で、組織の管理者でもある場合は、機能をアップグレードまたは追加できるように [アカウントをアップグレード] ボタンも表示される可能性があります。 個人用アカウントの場合は、[アカウントを完全に削除] リンクも表示される可能性があります。
[共有] タブ
[共有] タブでは、コンテンツの共有方法や共有のデフォルト設定を構成できます。
共有リンク
[共有リンク] セクションでは、共有リンクのデフォルト設定を行います。 これらの設定は、自分が所有するコンテンツに対して作成された共有リンクにのみ適用されます。
設定 | 説明 |
---|---|
共有リンクを許可する対象 |
共有を許可するコンテンツの種類を定義します。 次のいずれかを選択します。
注 共有できるのは、自身が所有するコンテンツのみです。 |
共有リンクにアクセスできるユーザー |
上記で選択したコンテンツの種類で使用できるアクセスオプションを定義できます。 デフォルトでは、すべてのオプションが有効になっています。つまり、項目ごとに、自分のコンテンツに付与するアクセス権限を選択できます。 次のいずれかを選択します。
この設定の制限をより厳しいものに変更し、後で元に戻した場合、設定の変更前に作成された共有リンクのタイプは維持されます。 |
新しいリンクのデフォルトのアクセス権限 |
新たに作成される共有リンクのデフォルトのアクセスレベルを定義します。 以前の設定でアクセスオプションを制限していた場合、ここでのオプションも適宜制限されます。
アクセスタイプは、共有リンクを生成するときにも変更できます。 |
リンク受信者が実行できる操作 |
ファイル、フォルダ、およびBox Notesの共有リンクに対して許可されるデフォルトの権限を定義します。 ファイル、フォルダ、およびBox Notesの場合、ユーザーがリンクを共有するときに、許可される最大権限とデフォルトの権限の両方を定義します。それぞれについて以下の値から選択します。
上記のオプションの各要素について:
|
コンテンツのコラボレーション
デフォルトでは、コラボレーションの招待が自動的に承認されるようにアカウントが設定されています。 コラボレーションの招待を承認または拒否できるようにするには、[招待を受けた場合] の下のチェックボックスをオフにします。
コンテンツのアップロード (Box Accelerator)
Box Acceleratorは、アップロード速度を上げるグローバルデータ転送ネットワークです。 アップロードに問題がある場合は、これをオフにしてみてください。 アップロードが遅いと感じる場合は、ネットワークまたはファイアウォールに問題がある可能性があります。 詳細については、Boxへのアップロードのトラブルシューティングを参照してください。
注
この設定は、BusinessまたはEnterpriseアカウントを利用している組織の管理対象ユーザーのみが使用できます。
[通知] タブ
[通知] タブでは、どの通知を受信するかと通知の受信方法を設定します。
メール通知
[メール通知] セクションでは、通知を受信するBoxイベントを定義します。 自分が所有するフォルダと、自分が参加している (コラボレータである) フォルダに対する以下の操作の通知を受信できます。
- ダウンロード
- アップロード
- コメント (デフォルトでは、自分が所有するフォルダで選択されています)
- プレビュー
- 削除 (デフォルトでは、自分が所有するフォルダで選択されています)
所有するフォルダまたは参加しているフォルダ内のBox Noteをプレビューおよび編集しても、メール通知は生成されません。
組織のメンバーである場合、メール通知は、企業全体、アカウント全体、フォルダ固有のレベルで調整することもできます。
- 企業全体のメール通知: メール通知が管理コンソールで適用されると、エンドユーザーが設定を調整するまで、新しく作成されたすべてのエンドユーザーのデフォルト設定となります。
- アカウント全体のメール通知: メール通知がアカウント設定で適用されると、そのアカウント内に新しく作成されたすべてのフォルダのデフォルトの通知設定になります。または [デフォルトの通知設定を使用する] に設定されているフォルダの通知設定がデフォルト設定になります。
- Boxインスタンスのエンドユーザーは、メール通知の設定を手動で調整することで、アカウント全体のさまざまな設定を行うことができます。
- フォルダ固有のメール通知: メール通知がフォルダ設定で適用されると、フォルダおよびサブフォルダ内のすべてのファイルのデフォルトのメール通知になります。 自分がトリガーした操作について、自分自身にメール通知をトリガーすることはできません。
- フォルダ所有者が許可している場合、フォルダ内でコラボレーションしているユーザーは、フォルダレベルのメール通知を独自に設定できます。
期待どおりにメール通知が届かない場合は、メール通知の問題に関するトラブルシューティングの記事に記載されている手順に従ってください。
メールおよび通知の設定
[メールおよび通知の設定] セクションでは、Boxから受け取るメールを管理できます。 次のメールを受け取るかどうかを選択します。
- ログインアクティビティ: 新しいデバイスから自分のアカウントにアクセスがあった場合に通知を受信する
アカウントの作成時点では、デフォルトでこの設定は有効になっています。
アプリの通知
[アプリの通知] セクションでは、統合が有効になっていて、Box通知を受信できる、任意のサードパーティー製アプリでの通知の受信を有効にすることができます。
注
このセクションを使用できるのは、サードパーティ製アプリとの統合を使用している組織に属している場合のみです。
[セキュリティ] タブ
[セキュリティ] タブでは、アカウントのセキュリティに関する情報を入手します。
ログインアクティビティ
アカウント設定の [ログインアクティビティ] セクションは、Boxアカウントへのアクセスの監視に役立ちます。 Boxへのログインに使用したすべてのアプリケーション、デバイス、場所のリストが表示されます。
セッションの横の [X] をクリックすると、そのアクセスモードが削除されます。 ページ下部の [履歴からすべて削除] ボタンをクリックして、すべてのセッションを削除することもできます。 誰かがこのアプリケーションまたはブラウザを盗難デバイスから次回開こうとしたときに、Boxログイン資格情報の再入力を求められます。
[プロフィール] タブ
[プロフィール] タブには、名前、プロフィール画像、連絡先情報など、プロフィールに関する情報が表示されます。
ユーザープロフィール
[ユーザープロフィール] セクションには、入力したプロフィール情報が表示されています。
プロフィール情報を編集するには、次の手順に従います。
- いずれかのテキストボックス内をクリックします。
- 必要に応じて変更を加えます。
- [変更を保存] をクリックします。
プロフィール画像を変更するには、次の手順に従います。
- [変更] をクリックします。
- 使用する画像をファイルブラウザから選択します。
- [開く] をクリックします。
プロフィール画像を削除するには、次の手順に従います。
- [削除] をクリックします。
[診断] タブ
[診断] タブは、Boxで問題が発生した場合に役立ちます。 [接続診断] のテストを実行すると、Boxへの接続状況を確認できます。
Boxにサポートチケットを送信すると、Boxにアカウントへのアクセスを許可するよう求められる場合があります。 そのためには、[アカウントへのアクセス] セクションで [アクセス権限を付与] ボタンをクリックします。 これで、Boxサポートが5日間アカウントにアクセスできるようになります。 5日経過したらアクセスは自動的に取り消されます。 また、アクセス権限はいつでも手動で取り消すことができます。 サポートのためにBoxにアカウントへのアクセスを許可する必要があるかどうかを判断するには、管理者またはBox担当者にお問い合わせください。