ファイルやフォルダのアップロードで問題が発生した場合は、次のトラブルシューティング手順を実行してください。
- ブラウザのキャッシュをクリアします。それでも問題が解決しない場合は、次の手順に進んでください。
- [フォルダをアップロード] 機能を使用する場合は、コンピュータにJavaをインストールする必要があります。ただし、フォルダのアップロードにJavaでなくHTML5を使用するChromeとFirefoxの場合は、Javaをインストールする必要はありません。
- 推奨されるオペレーティングシステムを使用していることを確認します。
- ファイル名が有効であることを確認します。Boxでは、255文字以内のファイル名またはフォルダ名がサポートされています。非表示のascii文字、「/」または「\」、あるいは前または後にスペースがある名前、「.」と「..」の特殊な名前はサポートされていません。Boxがファイル名とフォルダ名でサポートしているのは、Unicodeの基本多言語面 (BMP) の文字のみです。
- WindowsマシンでのファイルまたはフォルダのパスがWindowsの255文字の制限を超過していないことを確認します。フォルダパスが255文字を超えると、Boxへのアップロード前にコンテンツの名前の一部が省略されることがあります。
- アップロードするファイルのサイズが、アカウントタイプに設定された最大サイズよりも小さいことを確認します。最大サイズを確認するには、ページ右上のイニシャルをクリックし、[アカウント設定] を選択します。次に、[アカウント] をクリックすると、[アカウントの詳細] に [最大ファイルサイズ] がリストされます。
- [フォルダをアップロード] の代わりに [ファイルをアップロード] (またはその逆) を試してみてください。
- ウェブブラウザがInternet Explorer、Safari、Firefox、またはChromeの最新バージョンであることを確認します。
- JavaおよびFlashが最新バージョンであることを確認します。
- Javaキャッシュをクリアします。手順については、こちらを参照してください: http://www.java.com/en/download/help/plugin_cache.xml
- JavaScriptまたはJavaに干渉する可能性のあるすべてのブラウザプラグインまたはアドオンを無効にします ( NoScript、AdBlockなど)。
- Boxへのネットワーク接続を確認します。ワイヤレスカードでインターネット接続している場合は、接続が断続的に中断していないか確認します。中断する場合は、[フォルダをアップロード] の使用をお勧めします。
- ファイアウォールを一時的に無効にしたり、Boxを信頼できるサイトとして設定したりします。ご使用のウィルス対策ソフトウェアにはファイアウォールが組み込まれている場合があります。職場環境からBoxにアクセスしてアップロードの問題が発生した場合は、自社のIT管理者またはヘルプデスクにご連絡ください。
- プロキシサーバーが原因でアップロードエラーが生じる場合があります。アップロードでエラーが発生しました。ページを最新表示して、もう一度やり直してください。というエラーメッセージが表示された場合は、自社のIT部門またはヘルプデスクに連絡して、Javaセキュリティ設定やプロキシ設定を確認してもらってください。
- コンピュータを再起動します。場合によっては、一時的な問題によってJavaが正しく機能していないことがあります。再起動するとそれらの問題が解決される可能性があります。再起動して、アップロードをもう一度試行するときに、アプレットのドラッグアンドドロップが許可されていることを確認します。
- Box Acceleratorは、アップロード速度を上げるグローバルデータ転送ネットワークです。アップロードに問題がある場合は、これを一時的にオフにしてください。
- [アカウント設定] に移動し、上部の [共有] タブをクリックします。[コンテンツのアップロード] の下にある [Box Acceleratorを有効にする] をオンまたはオフにします。[保存] をクリックします。
- 速度の低下は通常、何もしなくても解決される一時的なネットワーク状態であるため、[Box Acceleratorを有効にする] をオンにしておくことをお勧めします。
アップロード速度の低下:
アップロード速度の低下は、さまざまな原因で生じる可能性があります。
注:
Boxではスロットル、キャップ、およびシェープを用いて個々のファイルのアップロード帯域幅の制限を実施していません。
特に複数のファイルをアップロードする場合は、各ファイル上で処理を実行するため、アップロードの完了時間に影響を与える可能性があります。ただし、Boxへのマシンの接続ビット/秒は制限されません。
詳細については、公正使用のポリシー (英語版) を参照してください。
アップロードに通常よりも時間がかかると感じる場合に、アップロード速度に影響を及ぼしている可能性のあるいくつかの原因を以下に挙げます。
- ファイアウォール: ファイアウォールによってアップロード処理の速度が低下したり処理がブロックされたりすることがあります。サードパーティ製ソフトウェアを使用している場合、ZoneAlarm、WindowsまたはMacに内蔵されたファイアウォールなど、各ファイアウォールを一時的に停止してみてください。
- 単にBoxドメインを許可するようにファイアウォールを設定するだけで、この問題が解決する場合があります。
- ビジネスネットワークの制限: 職場環境からBoxにアクセスするユーザーの場合、IT部門がBoxへの接続をブロックしていたり速度を低下させたりしていることがあります。
- アップロードや未承認のウェブサイトに設けられている制限について、IT部門に問い合わせてみてください。
- 会社以外のネットワークを使用して ( カフェのWiFiを使用するなど)、問題が解決するかどうかを確認し、これを判別できます。
- VPNでIPアドレスが間違って認識され、コンピュータが実際の場所ではなく別の場所に誤って配置される場合があります。このような場合、アップロード速度に影響します。VPNによってインターネット上での場所が変わっていないかどうかをネットワーク部門またはIT部門に確認してください。
- アップロード方法の選択: アップロードに問題がある場合、3つの方法から現在とは異なる方法を試してみることをお勧めします。Boxアカウントで [アップロード] ボタンをクリックすると、ポップアップウィンドウで [ファイルをアップロード] と [フォルダをアップロード] という2つのリンクが表示されます。
- [ファイルをアップロード] 機能をクリックすると、当社のMultiput/HTML5 (またはFlashベースの) アップロードツールを使用することになります。これは、数が少なく容量の小さいファイルの場合にお勧めします。
- 容量の大きいファイル、フォルダ、またはファイルの数が多い場合は、Javaベースのアップロードツールである [フォルダをアップロード] を使用することをお勧めします。注: ChromeとFirefoxで [フォルダをアップロード] は機能しますが、Javaは必要ありません。
- ブラウザ固有の問題: 別のブラウザまたはコンピュータを使用してみてください。別のブラウザを使用すると、アップロード速度が上がる場合があります。
- 最新バージョンのInternet Explorer、Safari、Firefox、またはChromeを使用してください。
- デバイス固有の問題: インターネットブラウザをアップデートしたり別のブラウザに切り替えたりしてもアップロード速度が改善されない場合、問題を切り分けやすいよう、別のコンピュータを使用してみてください。
- 別のコンピュータでアップロード速度が上がった場合、最初のコンピュータ自体が速度低下の原因であったことになります。
- 速度が上がらなかった場合、原因として最も可能性が高いのはインターネット接続に関する問題です。
- インターネットサービスプロバイダ: インターネットサービスプロバイダの障害が原因で、アップロード速度が下がることもあります。
- アップロード速度が速い高速インターネット接続をお勧めします。
- ケーブルやDSLを使用する場合、アップロード速度がダウンロード速度よりも大幅に低下することがよくあります。これにより、大部分のウェブサイトやファイルのダウンロード時間は速くなり、アップロード時間は遅くなります。
キロバイトとキロビットに関する 注意点:
「Kb」(キロビット) と「KB」(キロバイト) は異なるものです。1キロバイトは8キロビットです。多くの場合、インターネットサービスプロバイダ (ISP) は「Kbps」(キロビット/秒) 単位でアップロード速度とダウンロード速度を計算して公開していますが、Boxのアップロードは「KBps」(キロバイト/秒) 単位で計算されています。このため、ブラウザのアップロード速度が30 KBpsとなっている場合、ISPでは240 Kbpsと解釈されます。
帯域幅とBox Accelerator:
アップロード速度はネットワーク接続によって異なり、この場合の要素は帯域幅です。
- 帯域幅の割り当てによって、所定の時間内にインターネットからウェブブラウザに渡すことができるデータ量が決まります。
- 帯域幅が少ないほど、ウェブブラウザでインターネットデータを転送するために要する時間が長くなります。
BusinessおよびEnterpriseアカウントの場合、Boxには独自のアクセラレータノードが用意され、それを使用してアップロードを最速のネットワークルートで送信できます。この機能を活用するには、14個程度のファイル (それぞれ2~6MB) をアカウントにアップロードし、アクセラレータノードによる最適ルートの検索を開始することをお勧めします。それ以降は、接続で最速のルートを通じて100 MB以上のファイルサイズのアップロードがBoxに送信されるようになります。オフィス全体でBox Acceleratorが最適な状態に保たれるよう、アップロードは1週間に数回だけ行います。