リテンションポリシーを使用すると、指定した期間、特定のタイプのコンテンツをBoxに保持し、指定期間が終了したら不要なコンテンツをBoxから削除することができます。 リテンションポリシーのレポートは、特定のリテンションポリシーの詳細とそのポリシーがカバーするすべてのファイルのリストをエクスポートします。 リテンション要件に一致したファイルがすでに削除されている場合、そのファイルは [リテンション] レポートには表示されません。
注
リテンションポリシーのレポートには、レポートの生成から最大48時間前までのデータが含まれます。
[リテンション] レポートの詳細
- ファイル形式: コンマ区切り値 (.csv) ファイル
- ファイル名の形式:
data_retention_[policy name]_run_on_YYYY-MM-DD__HH-MM-SS-[A|P]M.csv
- フォルダ名の形式 (レポートが実行されるたびに個別のフォルダに保存されます):
Retention run on YYYY-MM-DD HH-MM-SS
- ファイル名とフォルダ名のタイムゾーン: レポートを実行した管理者の現地日時、またはレポートのスケジュールを設定した管理者の現地日時
[リテンション] レポートの情報
[リテンション] レポートには、特定のリテンションポリシーの詳細とそのポリシーがカバーするすべてのファイルのリストが含まれます。
[リテンション] レポートには、レポートのデータ列に加え、リテンションポリシーに関する以下の情報が含まれます。
リテンションポリシーの情報 | 説明 |
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ポリシー名 | リテンションポリシーの名前。 |
ポリシーステータス | リテンションポリシーのステータス。 値は以下のいずれかになります。
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割り当てタイプ | ポリシーが適用されるコンテンツ ([ポリシーの適用先] の設定値から取得されます)。 値は以下のいずれかになります。
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リテンションの種類 | リテンションポリシーの種類。値は以下のいずれかになります。
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ポリシー期間 | ポリシーによってコンテンツが保持される期間 (ポリシーの [期間] の設定から取得されます)。 値は日数になります。 |
ポリシー廃棄アクション | ポリシー期間が終了したときにファイルに対して行われたアクション ([廃棄アクション] の設定値から取得されます)。 値は以下のいずれかになります。
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ポリシー作成日 | リテンションポリシーが作成された日付 (UTC)。 |
[リテンション] レポートのデータ列
このセクションでは、[リテンション] レポートに生成されるデータ列について説明します。
データ列 | 説明 |
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親フォルダパス | Boxインスタンスのルートから、ファイルが格納されているフォルダまでのパス。 |
親フォルダのパスID | 親フォルダを一意に識別する数値。 |
ファイル名 | ファイルに指定された名前。 |
ファイルID | ファイルを一意に識別する数値。 |
ファイルバージョンID | ファイルのバージョンを一意に識別する数値。 |
作成日 | ファイルが作成された日付 (UTC)。 |
アップロード日 | ファイルのバージョンがアップロードされた日付 (UTC)。 |
廃棄日 | ファイルに対してポリシー廃棄アクションが実行される日付 (UTC)。 |
ごみ箱内 | レポートの実行時に、ファイルがごみ箱にあるかどうかを示します。 値は以下のいずれかになります。
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