注: Box Syncは、Appleシリコンデバイスでサポートされていません。 当該デバイスのユーザーは、Box Driveへの切り替えが必要です。
概要
問題:
Box Syncの [Always Delete (常に削除する)] 設定を有効にしているユーザーは、誤ってローカルやBoxのファイルを削除してしまう可能性があります。 このドキュメントでは、Box Syncの [Always Delete (常に削除する)] 設定をリセットして、削除時に再度確認を求める方法について説明します。
解決方法
1. Box Syncのバージョンとステータスを確認する
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コンピュータでBox Syncが実行されていることを確認します。
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インストールされているBox Syncのバージョンを確認します (この手順は従来のBox Syncに該当します。Box Driveのユーザーは、Box Driveのガイダンスに従ってください)。
2. Box Syncを閉じる
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変更を加える前に、Box Syncアプリケーションを完全に終了します。
- Windowsの場合: システムトレイにあるBox Syncアイコンを右クリックし、[Quit (終了)] を選択します。
- macOSの場合: メニューバーのBox Syncアイコンをクリックし、[Quit (終了)] を選択します。
3. Box Syncの設定ファイルを探して削除する
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Windowsの場合:
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エクスプローラを開きます。
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%appdata%\Box\に移動します。
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synclt.confという名前のファイルを削除 (またはバックアップの場所に移動) します。
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macOSの場合:
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Finderを開きます。
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メニューバーから [移動] > [フォルダへ移動] を選択します。
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~/Library/Application Support/Box/と入力します。
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synclt.confという名前のファイルを削除 (またはバックアップの場所に移動) します。
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4. Box Syncを再起動する
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Box Syncを再起動します。
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Windowsの場合: スタートメニューからBox Syncを起動します。
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macOSの場合: [アプリケーション] からBox Syncを起動します。
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Box Syncで、デフォルト設定で設定ファイルが再作成されます。これにより、[Always Delete (常に削除する)] 設定がリセットされます。
5. 削除動作をテストする
- 同期済みのフォルダから、Boxにも存在するローカルファイルの削除を試みます。
- Box Syncがそのファイルを自動的に削除するのではなく、完全に削除する前に確認を求めるようになったことを確認します。
結果
同期済みのフォルダからファイルを削除する際にBox Syncから確認を求められることを確かめ、問題が解決したことを確認します。 再作成された設定ファイルでは、[Always Delete (常に削除する)] の動作が削除されているはずです。
代替手段
上記の症状が引き続き発生する場合は、Box Syncのログを手動で収集して送信し、support.box.comでサポートチケットを作成してサポートを依頼してください。
参考情報
関連記事については、Box Syncに関するトラブルシューティングを参照してください。
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