以下に、Windowsマシン上のBox Driveの既知の制限事項を示します。
サポート対象外のコンピュータ
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Box Driveを使用するには、ブラウザとOSのサポートに対するBoxのポリシーに従って、Windows 10以降 (64ビット版) が必要です。
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古いバージョンまたは32ビット版のWindowsでのBox Driveの実行について言及されている場合は、Box Driveの現在のバージョンではなく、以前のバージョンを指しています。
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Box Driveは、ARMベースのWindows PC (Microsoft Surface Pro Xシリーズなど) や、M1以降のチップ (Appleシリコン) を搭載したMacなどのARMベースのホストコンピュータで実行されているWindows仮想マシンではサポートされていません。
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ARMベースのWindowsコンピュータにインストールしたBox Driveは起動せず、代わりに、コンピュータを再起動してインストールを完了するよう何度も求められます (再起動しても実際には解決しません)。
- エラー: 「Box Driveの更新を完了するにはWindowsを再起動する必要があります。」
UWPアプリ (「Windowsストアアプリ」) はサポート対象外
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特定のWindowsアプリケーション (組み込みのフォトアプリやSnipping Toolアプリなど) はBox Driveで使用できません。 Box Driveフォルダでこれらのアプリを使用しないようにしてください。
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これらのアプリ内で [ファイルを開く] を選択し、Box Driveフォルダ内のファイルを選択すると、ファイルは開かれず、エラーメッセージが表示される場合があります。 ただし、Windowsのエクスプローラでファイルをダブルクリックして開くと、動作します。
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これらのアプリからBox Driveフォルダ内の既存または新規のファイルに保存すると、エラーメッセージが表示される場合や保存したファイルが空になる場合があります。
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影響を受けるアプリは、ユニバーサルWindowsプラットフォームアプリ (UWPアプリ、UWA) またはWindowsストアアプリとして知られています。
サポート対象外のWindows機能
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Box Driveは、Windowsのフォルダリダイレクトをサポートしていません。
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Boxファイルのプレビューは、ファイルがオフラインで利用可能なフォルダ内に存在せず、ローカルのアプリケーションで最近開かれていない場合、Windowsのエクスプローラの [プレビュー] ウィンドウに表示されない可能性があります。
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Cortanaやエクスプローラなど、Windowsの検索ツールで検索を行った場合、Box Driveからの結果は返されません。 代わりに、Box Driveの検索ツールを使用してください。
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Boxフォルダ内のフォルダには、グローバルなフォルダビュー設定 (アイコンサイズや列の幅など) が適用されません。
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Windowsの「ライブラリ」(スマートコレクション) からBox Driveコンテンツへのアクセスや保存はサポートされていません。
Windowsの既知の問題
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Box Driveを初めてインストールする場合、インストール処理によってWindowsのエクスプローラが再起動されます。
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フォルダウィンドウは少しの間非表示になります。 複数のフォルダウィンドウを開いている場合は、その後、1つだけ再度表示されます。
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Windowsのタスクバーとデスクトップアイコンも非表示になるため、一時的にデスクトップの壁紙または無地の単色の背景だけが表示される場合があります。
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Box Driveのエクスプローラ拡張機能を起動するために再起動が必要なため、Windowsのエクスプローラの再起動を抑制することはできません。 ただし、再起動が発生するのは、更新時ではなく、初回インストール時のみです。
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- ダブルバイト文字のWindowsログインを使用してBox Driveを起動することはできません。 これには、日本語と中国語の文字が含まれます。
- 追加の言語パックがインストールされた状態でBox Driveを使用すると、ファイルを圧縮解除するときにエラーが発生することがあります。 圧縮解除する場合は、.zipファイルをBoxフォルダの外部にドラッグしてください。
- マウントされているBoxフォルダに、「読み取り専用」属性が表示されることがあります。 それでも、Box Driveにログインしている限り、フォルダに書き込むことができます。
- Windows 10/Edge: Edgeからダウンロードし、[名前を付けて保存] を使用してDriveフォルダに保存すると、空のファイルが作成されます。 そのファイルをローカルフォルダにダウンロードしてから、Box Drive内のフォルダに移動する必要があります。 また、Chromiumベース版のEdgeを使用することも可能です。
- ファイルパスの最大文字数は260文字です。
- 拡張Unicode文字列を含むカスタマイズしたBoxの場所はサポートされません。 この場合、Box Driveはマウントパスを読み取ることができないため、デフォルトの場所を使用します。 詳細については、Box Driveフォルダのデフォルトの場所の設定を参照してください。
- [ファイル名を指定して実行] (Win + R) でフォルダに移動するか、Driveディレクトリへのハイパーリンクからフォルダを開くと、オーバーレイアイコンとコンテキストメニューが表示されません。 [ファイル名を指定して実行] コマンドを使用してフォルダを開くと、Box Driveの項目に対するドラッグアンドドロップの動作が変わります。 この場合、ユーザーが別の場所にドラッグした項目は、コピーではなく移動されます。
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