[フォルダとファイル] レポートには、Boxアカウントのコンテンツに関する情報が含まれます。 Business Plus以上のアカウントは、[フォルダとファイル] レポートにユーザー、グループ、またはフォルダでフィルタをかけることができます。 [フォルダとファイル] レポートのフィルタを定義した後に、レポートを実行する必要があります。
注
新しいファイルやフォルダは、[フォルダとファイル] レポートに表示されるまでに最大24時間かかります。
[フォルダとファイル] レポートの詳細
- ファイル形式: コンマ区切り値 (.csv) ファイル
- ファイル名の形式:
folder_and_file_tree_run_on_YYYY-MM-DD-HH-MM-SS_Page_#.csv
- フォルダ名の形式 (レポートが実行されるたびに個別のフォルダに保存されます):
Folder and File tree run on YYYY-MM-DD HH-MM-SS
- ファイル名とフォルダ名のタイムゾーン: レポートを実行した管理者の現地日時、またはレポートのスケジュールを設定した管理者の現地日時
[フォルダとファイル] レポートのデータ列
このセクションでは、[フォルダとファイル] レポートに生成されるデータ列について説明します。 レポートに表示するデータ列は選択できます。 デフォルトではすべての列が選択されています。また、ダイアログボックスでアスタリスクが付いていて、グレー表示になっている列は必須です。
注
ファイルには、複数のメタデータテンプレートを適用できるほか、複数のリテンションポリシーやリーガルホールドポリシーも適用できます。 [フォルダとファイル] レポートが長くなりすぎないように、メタデータとリテンション/リーガルホールドのデータ列は相互に排他的になっています。つまり、ガバナンス関連の列のいずれか ([データリテンションポリシー]、[リテンション開始日]、[廃棄日]、[廃棄アクション]、または [リーガルホールドポリシー]) と [メタデータ] 列の両方を [フォルダとファイル] レポートに含めるように選択することはできません。
データ列 | 説明 |
---|---|
所有者名* | 必須。 項目所有者のユーザーアカウントの詳細にある [名前] フィールドの値。 |
所有者のログイン | 項目所有者のユーザーアカウントの詳細にある [メール] フィールドの値。 |
パス | Boxインスタンスのルートからファイルまたはフォルダまでのパス。 |
パスID | Boxインスタンスのルートからファイルまたはフォルダまでのパスを一意に識別する数値。 |
項目名* | 必須。 ファイルまたはフォルダに指定された名前。 |
項目ID | ファイルまたはフォルダを一意に識別する数値。 |
項目の種類 | 項目の種類。 このフィールドの値は以下のいずれかになります。
|
サイズ | 項目のサイズ。以下の単位で示されます。
フォルダのサイズは、フォルダとそのすべてのサブフォルダに含まれるすべての項目の合計サイズです。 |
作成日 | 項目が作成された日付 (UTC)。 作成日の詳細については、Boxファイルのタイムスタンプについてを参照してください。 |
最終更新日 | 項目が最後に更新された日付 (UTC)。 最終更新日の詳細については、Boxファイルのタイムスタンプについてを参照してください。 |
アップロード日 | 項目がBoxにアップロードされた日付 (UTC) (フォルダの場合、アップロード日は含まれません)。アップロード日の詳細については、Boxファイルのタイムスタンプについてを参照してください。 |
データリテンションポリシー | フォルダについては、フォルダに直接適用されているすべてのリテンションポリシーが表示されます。ただし、フォルダが継承したリテンションポリシーは表示されません。 ファイルについては、ファイルに適用されている「最優先の」リテンションポリシーが表示されます。つまり、ファイルに複数のリテンションポリシーが適用されている場合は、優先されるリテンションポリシーが表示されます。 詳細については、リテンションおよびリテンションポリシーについてを参照してください。 注 このデータ列を選択した場合、[メタデータ] データ列を選択することはできません。 |
リテンション開始日 | リテンションポリシーがファイルに適用された日付 (UTC)。 注 このデータ列を選択した場合、[メタデータ] データ列を選択することはできません。 |
廃棄日 | リテンションポリシーにより、ファイルに対して廃棄アクションが実行される日付 (UTC)。 注 このデータ列を選択した場合、[メタデータ] データ列を選択することはできません。 |
廃棄アクション | ファイルに対するリテンションポリシーの廃棄アクション。 このフィールドの値は以下のいずれかになります。
廃棄アクションの詳細については、Governanceの設定を参照してください。 注 このデータ列を選択した場合、[メタデータ] データ列を選択することはできません。 |
リーガルホールドポリシー | フォルダについては、フォルダに直接適用されているすべてのリーガルホールドポリシーが表示されます。ただし、フォルダが継承したリーガルホールドポリシーは表示されません。 ファイルについては、ファイルに適用されているすべてのリーガルホールドポリシーが表示されます。 注 このデータ列を選択した場合、[メタデータ] データ列を選択することはできません。 |
メタデータ | ファイルまたはフォルダに適用されているすべてのメタデータテンプレートが表示されます。ただし、カスタムメタデータ/アドホックのメタデータは表示されません。テンプレートごとに、テンプレート名、テンプレート内の各フィールド名、ファイルまたはフォルダの各フィールドの値がJSON形式で表示されます。 注 このデータ列を選択した場合、[データリテンションポリシー]、[リテンション開始日]、[廃棄日]、[廃棄アクション]、[リーガルホールドポリシー] データ列のいずれも選択することはできません。 |
[フォルダとファイル] レポートを実行すると、[データリテンションポリシー] 列と [リーガルホールドポリシー] 列には、レポートの生成から最大48時間前までのデータが含まれます。
[フォルダとファイル] レポートのフィルタ
[フォルダとファイル] レポートは、ユーザー、グループ、またはフォルダでフィルタをかけることができます。 デフォルトでは、企業のすべてのユーザー、グループ、およびフォルダが選択されていますが、以下で説明するとおり、レポートのフィルタを使用して特定のユーザー、グループ、またはフォルダを選択することもできます。
フィルタ | 説明 |
---|---|
ユーザーまたはグループ | 省略可。管理対象ユーザーまたはユーザーグループの名前を1つ以上入力して、[フォルダとファイル] レポートを、そのユーザーやグループが所有するファイルとフォルダのみに制限します。 |
フォルダを選択 | 必要に応じて、レポートの対象とする1つのフォルダを選択できます (そのサブフォルダもすべて対象となります)。 デフォルトでは、組織内のすべてのフォルダが対象です。
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