Boxデスクトップアプリケーションに関連する複雑な問題のトラブルシューティングを行う場合は、問題をさらに詳しく調査するための追加情報が必要です。 問題の根本原因を突き止めるため、MacOSのシステムログのコピーを送信してください。
Box Product Supportから「sysdiagnoseログの収集」をお願いする場合があります。これは、MacOSシステムコンポーネントのログを指します。 これらのログを生成するには、以下の手順に従います。
注: 以下の手順に従うには、MacOSのコンピュータ管理者である必要があります。 管理者でない場合は、IT部門の管理者にサポートを依頼してください。
- Box.comからiCloudDrive.mobileconfigファイルをダウンロードします: https://cloud.box.com/v/FPESysdiagnoseProfile
- 新しくダウンロードしたファイルをクリックして開き、次のようなポップアップメッセージが表示されることを確認します。
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[システム環境設定] または [システム設定] を開き、[プロファイル] または [プライバシーとセキュリティ] セクションの [プロファイル] を探して選択します。
- [プロファイル] の [ダウンロード済み] で [iCloud Drive Diagnostics Profile] というエントリを探して選択します。
- [インストール…] をクリックし、手順に従ってインストールを完了します。
- 完了すると、[システム環境設定] の [プロファイル] セクションに戻ります。この時点で、[ユーザー] セクションに [iCloud Drive Diagnostics Profile] が表示されています。
- 完了すると、[システム環境設定] の [プロファイル] セクションに戻ります。この時点で、[ユーザー] セクションに [iCloud Drive Diagnostics Profile] が表示されています。
- 問題を再現します。問題発生の原因となる操作があればそれを実行し、問題が発生していることを確認します。
- 問題を再現した日時とその問題の影響を受けた特定のファイルやフォルダを書き留めるか、画面録画ツールを使用してその情報をBoxに共有します。
- 問題の再現後、Box Driveログを送信します。
- 組み込みの「ターミナル」アプリを [アプリケーション] フォルダから起動するか、Spotlight検索またはLaunchpadアプリランチャーで検索して起動します。
- 「sudo sysdiagnose -L」コマンドを実行します。
- 「$」または「%」プロンプトで、テキスト「sudo sysdiagnose -L」を入力し、Returnキーを押します。
- システムからパスワードを要求される場合は、macOSのパスワードを入力してコマンドの実行を許可し、Returnキーを押します。
- パスワードは、入力中には表示されません。
- システムからパスワードが承認されたという応答があっても、コマンドを実行できない場合は、コンピュータの管理者にサポートを依頼してください。
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「sudo sysdiagnose -L」が正常に完了するまで待ちます。 「sysdiagnose_2023.04.24_[…].tar.gz」のような名前のファイルが選択されている状態で、新規フォルダウィンドウが表示されると、処理が完了したことがわかります。 新しく作成された「sysdiagnose」ログファイルを次に示します。
- このファイルや新規フォルダウィンドウが見つからない場合は、「sudo sysdiagnose -L」コマンドの出力を確認します。 ファイルの場所を示すメッセージ「Output available at '/private/var/tmp/sysdiagnose_2023.04.24_[…].tar.gz' (出力先: /private/var/tmp/sysdiagnose_2023.04.24_[…].tar.gz)」が表示されます。
- 一重引用符 (‘_’) で囲まれた/privateで始まるテキストをコピーし、「open -R </privateで始まるテキスト>」コマンドを入力してReturnキーを押し、フォルダウィンドウを表示します。
- このファイルや新規フォルダウィンドウが見つからない場合は、「sudo sysdiagnose -L」コマンドの出力を確認します。 ファイルの場所を示すメッセージ「Output available at '/private/var/tmp/sysdiagnose_2023.04.24_[…].tar.gz' (出力先: /private/var/tmp/sysdiagnose_2023.04.24_[…].tar.gz)」が表示されます。
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[省略可] [iCloud Drive Diagnostics Profile] エントリを削除します。 これを行うには、[システム環境設定] または [システム設定] に戻り、[プロファイル] ペインを再度開き、[iCloud Drive Diagnostics Profile] を選択して、マイナス記号 [-] ボタンをクリックします。
- この操作を行わないと、プロファイルは2週間後に自動的に無効になりますが、それまでコンピュータの実行速度がさらに遅くなる可能性があります。
- この操作を行わないと、プロファイルは2週間後に自動的に無効になりますが、それまでコンピュータの実行速度がさらに遅くなる可能性があります。
- 作業はこれで完了です。 Boxカスタマーサポートに再度以下の項目を送信します。
- 問題を再現した日時
- 再現時に問題の影響を受けたファイルおよびフォルダ
- Box Driveログの送信時刻
- 作成された「sysdiagnose」ログファイル